アーティスト・イントロダクション2024


このページでは今回出展するアーティストの作品や作品過程の紹介を行います。


第1回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは。
彫刻専攻の池田征宗です。

私の研究題目は【生と死をテーマとした彫刻表現の研究】です。

私は生命に対して興味があり、3年次で彫刻で表現をしてきました。生きること、死ぬことは私たちの生活のすぐそばに存在すると考えています。充実した生活を送っていても、「死」が存在することに対して自分を不安にさせる、そんな自分の中にある不明瞭なものが作品として可視化することで、明確になるのではないかと思い制作しました。

無機質で『死』を連想させる骨をイメージした造形や『生』を連想させるタマ(球体)が溢れ出るようにし、細胞が分裂し、張り付くような生命感が感じられるような表現もしました。
制作をする中で『生』と『死』は真逆の存在ではなく、等しいものであると考えました。1つの作品に生と死が存在することで、生と死の境界線を生じるところの面白さを感じていただければ嬉しいです。

会場でお待ちしております。

第2回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは!絵画専攻の礒部真衣です🐥

私は【油絵による絵画表現の研究】をテーマに、だまし絵を制作しています。
みなさんは「ルビンの壺」「娘と老婆」といった作品をご存知ですか?
見方によって印象が変わるこれらのだまし絵、「ダブルイメージ」またの名を「探し絵」といいます。
ダブルイメージの面白さは、「よくみると何か別の要素が潜んでいる」ところに感じる少しの気味の悪さ、またそれを発見したときの喜びにあるのではないかと私は考えています。

私の絵から、注目する部分によって絵の見方や印象が変わる驚きや、見つけたときのドキドキを感じていただけたら幸いです。

会場でお待ちしています!🌟

第3回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは!🙌
デザイン専攻の伊藤希美です。

私の研究テーマは、「連続模様を使用したグラフィックデザインの研究と制作」です。

3年次より、1つの形を繋げることによって、規則的なパターンや繰り返しのリズムを生み出す「連続模様」の制作を行ってきました。

連続模様の魅力は、形をつなげる前と後とで鑑賞者に異なる印象をもたらす点であると感じています。この魅力をお伝えすることができるように、制作の過程では、「たて」「横」「斜め」につなげて模様になっていることが、見る人にとって考える余地がある組み合わせ方や表現を模索してきました。
また、背景にはモチーフとなる果物のイメージを施したレースを制作して使用しています。

形を繋げることによって、また新たな形が見えてくる。
見方の違いから生まれる、作品の魅力を会場で感じていただけると嬉しいです。

73期全員で、皆様のご来場をお待ちしております😌

第4回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは。デザイン専攻の井畑穂の花です🌷

私の研究テーマは
【金属と異素材を組み合わせたデザイン表現の研究と制作】です。

コラージュアートの技法を用いた3年次の制作をきっかけに、性質や形の異なる素材を繋ぎ合わせて一つの作品にする表現方法に面白さを感じるようになりました。今回の制作では、特徴の異なる素材である金属と繊維を組み合わせ、作品全体の調和が取れた状態を探っています。

今回、制作のモチーフに蝶を選択しました。蝶の羽は蝶が成虫になった時点で細胞分裂しなくなり、一生を終えるまで傷や折れた跡が治らないそうです。これが、傷や痛みを完全に忘れることはできず、抱えながら生きていく私たちの人生と重なりました。

「つぎはぎだらけの蝶を美しいと感じることができたら、現在までの苦しさや辛さを含めた自分を認め、これから先を生きていくことへの希望や自信に繋がるのではないか。」このような思いを込めています。

作品の前に立ち、自分の羽を思い浮かべてみて下さい。

最後まで読んでくださりありがとうございました。皆様のご来場をお待ちしております😌💐

第5回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは!

デザイン専攻の加藤ひろなです🍥🎀


私の研究テーマは「シュールさを伴うグラフィックアート表現の研究及び制作」です。


普段は無関係なもの同士が融合していたり、いつも見ているものが新しい見え方をしてきたり──


私は、違和感のある光景を見たときに生じる「ナニコレ?」という心のざわめきに喜びを感じます🧠🌊


その高揚感を、見てくださる方にも味わっていただける作品を作りたいという思いで制作をしています。


何枚も作品をご覧いただくうちに、突拍子なく登場するモチーフが作り出す「予想がつかないことの面白さ」を見出していただけると嬉しいです🖼🖼🖼


皆様のご来場をお待ちしております!✨


第6回 アーティスト・イントロダクション

空間演出のためのデザインの研究と制作


こんにちは ☀︎
デザイン専攻の柴田結望です。

私の研究テーマは「空間演出のためのデザインの研究と制作」です。

臓器などの人の体の中をイメージした空間デザインをしています🫁

大学生活はコロナ渦から始まったこともあり、この4年間で健康に対する意識が高まりました。長生きしても病気では苦しいと思います。健康に長く人生を楽しみたいと言う夢があります。笑
100歳まで生きたら空飛ぶ車が見れるかな〜🚗🪽

体の中を探検できるような作品を作ることで、見てもらう皆様にもご自分の体についての意識を高めてもらいたいです。
布は毎日身に纏っていて一番身近な素材だと思います。そんな素材を使うことで親近感や布の優しさや温かさを感じていただけると嬉しいです ☺︎

皆様のご来場をお待ちしております🙌

第7回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは🌞
デザイン専攻の高村佳那です!

私の研究テーマは、「絵画作品と映像デザインとのコラボ表現の研究と制作」です。


私は映像表現の変化がありワクワクするところと、見る人を惹きつける力があるところに魅力を感じています。
その魅力を私の作品を通して感じてほしい!という想いを持って制作を行なっています!!

絵画作品は私の好きな花を描いており、映像とコラボすることにより花の印象が変わることをぜひ会場でお楽しみ下さい🌸

お待ちしています☺️

第8回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは!絵画専攻の中島舞友生です。

「時の移り変わりをテーマにした水彩画風デジタル表現」をテーマにiPadで制作しています。

私は多くの人が登場する名古屋駅銀時計付近の日常のワンシーンを切り抜いた作品を作っています✨💪

今まで見てきたことある景色に加え、よく見たらクスッと笑えるようなワンシーンを描けるように人の立ち位置ボーズなどを工夫して作りました。

また、3枚の作品の中にいくつか共通ストーリーの小ネタを仕込んで作ってきたので是非そちらも発見していただけたら幸いです🙇

第9回 アーティスト・イントロダクション

こんにちは!
デザイン専攻の宮坂 萌愛です🙂

私の研究テーマは、「動物のムーブメントを感じさせるフォルムを利用した、グラフィックデザインの研究と制作」です。

私は、動物の意外性のある動きについて興味を持っています。
ペンギン特有の曲線的なフォルムから面白い動作を表現することができると思い、モチーフをペンギンにしました🐧

ひとつひとつの作品はもちろんのこと、作品同士の繋がりを感じながら鑑賞していただけると嬉しいです。

是非会場でお待ちしております!